ベンツ10年落ちのトラブル事例

自動車・乗り物

ベンツを10年以上所有してきた経験から言えることは、年数が経つにつれてセンサー系トラブルがちょくちょく出てくる可能性が高まるということです。
ここでは、私自身が直面したトラブル事例と、それをどのように解決したかについて詳しく説明します。

1. エアコンの風が出ないという不具合

最初に直面したのは、真夏の32度越えのある日突然、エアコンの風が全く出なくなる
罰ゲームの様な故障でした。

私が試した対処方法は、ひたすら”ググる”ことでした。
多くの回答は、ブロアモーターの不具合
これは、モーターを使った部品で避けることができない
ブラシの摩耗による接触不良

文字通り、ブラシの接触不良の場合

良否判定をするのは結構カンタン
接触不要なので、振動を与えると動くことがある・・・

治りませんでした

2. ヒーターレジスターの故障?


モーターの回転数を制御するヒーターレジスター
大体ブロアモーターの横についていて、昔のレジスターは読んで字のごとく
レジスター(抵抗)なので低回転~高回転までレジスターを通して
モーターの回転数を下げています。
なので、マックススピードはレジスターを通さずに100%の回転数で回るという感じ

なので、まったく回転しないとなると
レジスター不良の可能性は低い

3. 電源系統の不良?

電気で動くモーターなので
当然電気が流れていなかったら全く動きません
電源系統で初めに見なければいけない場所は

ヒューズブロック

国産車はヒューズボックスカバーの裏面に親切に
どこを担当しているヒューズなのか?をプリントしてくれていたりしますが
ベンツは・・・
折りたたまれた

紙・・・

さらに分かりにくい・・・(;´∀`)
ヒューズが切れていた場合、
部品を守るためにヒューズが犠牲になってくれているはずなので、

配線のショートなどの不良を直さずに新しいヒューズに交換しても

瞬殺でヒューズが切れます

ヒューズに問題がなく

モーターに電気が来ていないとなると・・

配線の不具合

あまり多くはありませんが、

事故等で外装を直した際に配線にダメージがあるのを見逃している等

配線自体に不具合がある可能性もあります。

海外の情報サイトにそれらしき記述がありました

そこには 助手席側スカッフパネル脇の配線をジョイントしているコネクターの接触が甘く
熱を持ちコネクター内で端子が断線もしくは接触不良を起こす


確かに、なんかプラスチックの焦げたような匂いを感じたことがあったので、
もしかして?と思い確認してみると

カプラーの中で端子が溶けた形跡がありました。

平端子をつなぎなおしてもよかったのですが、
カプラーを残す必要も無さそうなので
半田でしっかりとつなぎなおしておきました

その結果

無事に夏を乗り切ることができました。

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