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ルーム ランプ をLED化 ゴースト点灯放置すると、バッテリー 上がりするのか?

LEDルームランプのゴースト現象とバッテリー上がり

LEDルームランプの利用者にとって、ゴースト現象とバッテリー上がりは深刻な問題となります。ゴースト現象とは、スイッチを切ったにも関わらずLEDが微弱に光り続ける現象のことを指します。これが起こると、バッテリーが無駄に消耗し、最悪の場合、バッテリー上がりを引き起こす可能性があります。

LEDゴースト現象の原因

LEDゴースト現象は、特定の車種でLEDルームランプがオフの状態でも微弱な電流に反応し、うっすらと点灯してしまう現象を指します。この現象は、LEDが非常に少ない電流でも光る特性によるもので、日産車や10系アルファード・ヴェルファイアなど(ルームランプをLED化することが多いため)で多く報告されています。

 

LEDゴースト現象が起こる理由

LEDはごく僅かな電流でも光る特性があります。

なので、微弱な電流が流れるとLEDは反応してしまいます。

この微弱な電流は当たり前ですが、車のバッテリーから供給されます。

通常、車のバッテリーはナビやラジオの設定メモリーや時計にしか電力を消費していませんが、LEDルームランプにも微弱な電流が供給されていると考えられます。

LEDゴースト現象の調査

この現象がバッテリーからの供給によるものであることを調べる方法は簡単です。

バッテリーを外した際にゴースト現象が止まるかどうかを確認します。

もしバッテリーを外したときにゴースト現象が止まるなら、それは車両のコンデンサーからの逆流ではなく、バッテリーからの供給ということになります。

LEDゴースト現象の対策

ゴースト現象に対する対策としては、ゴーストキャンセラー抵抗というアイテムがあります。

これはその名の通り抵抗で、微弱な電流がLEDに流れないようにするために抵抗を追加することです。

ゴーストキャンセラー抵抗を付けるときは、ゴースト点灯している回路と並列につなぎます。

ルームランプのプラス線とマイナス線の途中を分岐させるように抵抗を追加するのです。

以上がLEDゴースト現象の原因と対策についての説明です。

この現象は特定の車種で起こることが多いですが、対策を講じることで解決することが可能です。

ルームランプLEDの消費電力

LEDルームランプの大きなメリットの一つが、その低消費電力です。

例えば、一般的なハロゲンランプと比較すると、LEDは約1/10の電力しか消費しません。

しかし、

その一方で、この低消費電力がゴースト現象を引き起こす原因となるのです。

LEDゴースト現象とバッテリー上がり

LEDゴースト現象が起こると、バッテリーが無駄に消耗します。

これが長時間続くと、バッテリー上がりを引き起こす可能性があります。

ただし、LEDの消費電力は非常に低いため、

 

バッテリー上がりが起こるまでには相当な時間が必要となります。

 

エーモンのゴーストキャンセラー抵抗

エーモンのゴーストキャンセラー抵抗は、その信頼性と効果で多くのユーザーから支持を受けています。

価格は約2,000円ほどとなっており、自分で取り付けることが可能です。

ただし、取り付けには工具(電工ペンチ・ニッパー等)が必要となります

ルームランプLEDのゴースト対策とバッテリー上がり

LEDルームランプのゴースト現象を防ぐための対策として、ゴーストキャンセラー抵抗の利用以外にもいくつかの方法があります。

それらを知ることで、より安心してLEDルームランプを利用することができます。

自作ゴーストキャンセラーの作り方

市販のゴーストキャンセラー抵抗を購入する代わりに、自作することも可能です。

必要なのは抵抗と、それを取り付けるための工具だけです。

抵抗は電子部品店やネットで購入でき、価格は数百円程度です。

この抵抗は、微弱な電流がLEDに流れないようにするためのもので、

※アマゾン

ゴースト点灯している回路と並列につなぎます。

必要な部品

ゴーストキャンセラーの作成には、以下の部品が必要です。

  1. ゴーストキャンセラー抵抗
  2. ハンダ付け用具
  3. スプライス端子
  4. 絶縁用ビニールテープ

抵抗の取り付け方

まず、LEDルームランプにつながるプラス線とマイナス線の途中の被覆をむきます。

その後、ゴーストキャンセラー抵抗の配線コードを適切な長さにカットします。

 

そして、芯線同士をくくりつけます。

この時、プラス線とマイナス線の両方につなぐことが重要です。

次に、配線の合流ポイントにスプライス端子をかぶせ、電工ペンチで圧着します。最後に、端子部分をビニールテープで絶縁します。

これで、ゴーストキャンセラー抵抗の取り付けは完了です。

 

 

LEDゴースト点灯の解消方法

LEDのゴースト点灯を解消するためには、ゴーストキャンセラーの利用が最も効果的です。しかし、それ以外にも電源線のシールド処理を行う、電源を直接バッテリーから取るなどの方法もあります。

LEDゴーストの抵抗値とは

LEDゴーストの抵抗値とは、LEDがゴースト点灯を起こさないための最小の電流値を指します。この値が高いほど、ゴースト現象が起こりにくくなります。抵抗値はLEDの種類や品質により異なるため、購入時には注意が必要です。

以上が、LEDルームランプのゴースト現象とバッテリー上がりについての詳細な解説となります。これらの情報を参考に、安心してLEDルームランプを利用してください。

注意点

この作業は電気工事の一部であり、適切な知識と技術がないと安全に行うことができません。また、作業中に配線を誤ってショートさせると、火災の原因となる可能性もあります。

 

また、ゴーストキャンセラー抵抗の取り付けには、車のルームランプ系に流れている微弱電流の大きさによって、適切なCRD(定電流ダイオード)の規格が異なります。

例えば、0.5mAの微弱電流が流れている場合、4.5mAタイプ以上のCRDが必要となります。

以上が、自作ゴーストキャンセラーの作り方になります。これにより、LEDライトのゴースト現象を解消し、安全にLEDライトを使用することが可能となります。

 
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